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■ 臨床研修カリキュラム ■

平成16年度からの卒後臨床研修
飯山赤十字病院の卒後臨床研修プログラム
飯山赤十字病院 副院長 石坂克彦
(プログラム責任者,指導責任者)
1. はじめに
   飯山市は長野県北部、新潟県境近くに位置していますが、四季を通じて豊かな自然があり、近隣には戸狩温泉・斑尾高原・野沢温泉・木島平・栄村などのリゾートを控え、環境に恵まれています。
 飯山赤十字病院の主な医療圏は飯山市・下高井郡・下水内郡ですが、この地域はわが国有数の長寿県である長野県の中でもさらに高齢化が進んだ地域であり、遠方まで出かけられない高齢者が当院を多く受診されます。このような事情から、当院では地域に根ざした診療を行い、治療がなるべく当院で完結することをめざしています。
 一方、県外からリゾートに訪れた方々が冬季のスキー・スノーボードによる外傷をはじめ、夏季合宿・行楽などに伴う事故やけがをして当院を訪れることが多く、その際にも良質な医療を提供できるような体制を整備しています。
 救急医療においては、一次から二次までを担い、年間13,000件余の時間外受診、3,800名弱の入院があります。小児救急医療やCPA、多発外傷、脳血管障害、循環器疾患など、急性かつ重篤な症例も数多く見られます。救急外来診療は質・量とも豊富であり、臨床経験を積むうえではきわめて有利な環境ということができます。
(病院の概要については当院ホームページ「病院案内」の基本理念・方針・ご挨拶病院概要も参照ください。)
2. プログラムの名称
 
1. 信州大学と長野県内関連病院の統一研修プログラム(統一研修プログラムコース)
2. 飯山赤十字病院研修プログラム(飯山赤十字病院研修プログラムコース)
3. プログラムの概要
 
1. 信州大学と長野県内関連病院の統一研修プログラム(統一研修プログラムコース)
 
1年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科
6ヶ月
選択科
2ヶ月
救急
2ヶ月
選択科
2ヶ月
2年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
救急
2ヶ月
地域
医療
必須選択
(*)
2ヶ月
必須選択
(*)
2ヶ月
選択科
5ヶ月
 
 
小児科・精神科については、より充実した研修を図るため、長野赤十字病院に依頼しています。
臨床医に求められる基本的な能力(知識・技能・態度・判断力等)を卒後2年間で取得できます。
<<選択科>>
内科・外科・整形外科・脳神外科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・眼科・麻酔科・消化器科・リハビリテーション科
当院の研修科の順序及び、期間については希望を聞いた上で調整可能です。
  * 1年目に必須選択科の研修が修了していれば、他の科を選択することも可能です。
 
2. 飯山赤十字病院研修プログラム(飯山赤十字病院研修プログラムコース)
  2年間を通して飯山赤十字病院とその協力病院(長野赤十字病院、北信総合病院)および地域の協力施設(保健所、社会福祉施設、老人福祉施設、老人保健施設、へき地診療所など)で研修します。
 
1年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
内科
6ヶ月
必須選択
3ヶ月
救急
3ヶ月
2年目
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
地域
医療
必須選択
3ヶ月
選択科
8ヶ月
 
1年目に内科6ヶ月、必須選択3ヶ月、救急3ヶ月を、2年目に地域医療1ヶ月、必須選択3ヶ月、残りの8ヶ月は選択科を研修します。
内科(6ヶ月)、外科(3ヶ月)、救急・麻酔科(3ヶ月)、小児科(1ヶ月以上)、産婦人科(1ヶ月以上)、精神科(1ヶ月以上)、地域保健・医療(1ヶ月以上)のほかに、選択科目を3〜6ヶ月研修します。
必須選択科目(外科、産婦人科、小児科、精神科および麻酔科)の内、精神科は入院診療を行っていないため、協力病院(長野赤十字病院、北信総合病院)での研修になります。
当院の研修科の順序及び、期間については希望を聞いた上で調整可能です。
4. プログラムの特色および研修目標
 
1. 本研修プログラムの特色
 
1) 地域の一次・二次救急を毎日受け入れているため救急疾患が豊富に経験できます。また、多発外傷等の診療にあたっては関係他科との連携も緊密であり、実践的なチーム医療を経験できます。
2) 先述のように高齢者が多いため、高齢者の診療に関する知識・技術の修得が可能です。
3) 医療社会事業部、訪問看護ステーションによる訪問診療・看護(在宅ターミナルケアを含む)・リハビリテーションを行っており、地域の保健所、社会福祉施設、介護老人保健施設等との連携も緊密で、地域保健・医療に充実した研修が期待できます。
4) 必須選択科目(外科、産婦人科、小児科、精神科および麻酔科)の内、精神科は入院診療を行っていないため、協力病院(長野赤十字病院、北信総合病院)での研修になります。
2. 研修目標
   臨床医に求められる基本的な能力(知識・技能・態度・判断力等)を、卒後2年間の初期研修期間で体得することができます。
 必修診療科目として内科、救急部門、地域医療を、選択必修科目として外科、産婦人科、小児科、精神科および麻酔科の中から2科目を研修することになります。
 卒後研修においてはプライマリーケア研修が主眼であり、将来の専門性にかかわらず各科のプライマリーケアが実践できることを目標にしますが、2年目からは将来希望する科目を連続して研修することも可能です。

研修プログラムの詳細と指導責任者
1) 研修プログラム
 
基本研修科目
内 科
外 科
救急医療
 
必修科目
小児科
産婦人科
地域保健
 
選択科目
整形外科
皮膚科
脳神経外科
泌尿器科
眼科
麻酔科
臨床検査
   
2) 各診療科の指導責任者
  指導責任者一覧はこちら

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