感染管理室は2021 年病院長直属の部門として設置されました。
感染対策を病院全体で取り組み、医療関連感染の予防と発生時の速やかな対応を行う役割を担っております。
病院幹部、病院感染対策委員会、感染対策チーム、抗菌薬適正使用支援チーム、感染対策リンクナース会などと連携を図り、感染対策の実践・評価・改善を行うため組織横断的に活動する部署です。
感染管理室は感染制御のために必要な知識を持つ医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師と多職種で構成されています。
患者さんやご家族、医療従事者等病院に関わる全ての人々を医療関連感染から守るために、
医療関連感染の予防と発生時の速やかな対応を行うことに努めます。
感染対策に関する意思決定機関として、病院感染対策委員会を設置し毎月会議を行い、院内・院外の感染症発生状況や感染対策上の問題点の把握、検討を行います。感染対策チームは感染対策の実務を行います。
ICC・ICT・ASTは以下の活動を行っております
週1回院内ラウンドを行い、感染対策が実施されているか等、評価・指導を行っています。
・ 全職員を対象に研修会を年2回以上行っています。
・ 抗菌薬適正使用に関する研修会を行っています。
科学的根拠に基づき院内感染対策マニュアルを作成、整備、更新し職員へ周知徹底を図っています。
耐性菌対策として、特殊抗菌薬使用時に抗菌薬適正使用支援チーム(AST)が介入し適切な抗菌薬使用を推進します。
ワクチン接種の促進、針刺し・血液体液曝露時の対応を行います。
サーベイランス、ラウンドを通してアウトブレイクの早期発見、早期対応に努めています。
・厚生労働省サーベイランス事業(JANIS)
・信州インフェクションコントロール・サーベイランスシステム(SICCS)
・ 保健所、地域の医師会と連携し感染対策向上に関するカンファレンスを実施しています。
・ 北信ICT 連絡協議会に理事病院として参加しています。