救急科

概要

救急医療は医の原点とも言われ、突然生じる病気や怪我に対応する医療です。厚生労働省では、患者さんの病気や怪我の重さの程度で受診する医療機関を軽症から重症へと一次救急、二次救急、三次救急と分類しています。患者さんにとっては、痛い辛い困った状態が生じれば全て救急です。そこで、対応できる医療機関を選定する必要があります。当院は一次救急、二次救急を担当している第二次救急医療機関です。自力で動ける方や同伴者に付き添われて受診される方は一次救急として、平日は各科外来への振分け後受診や救急外来(ER)受診をしていただき外来で治療が完結します。直接来院された方や救急搬送された方のうち入院が必要な状態の方は二次救急として入院加療します。さらに高度な医療を必要とする際は三次救急へとご紹介します。

主な診療内容

高齢者救急をはじめ、地域で発生する救急患者の初期診療と入院治療を担っております。

診療責任体制

救急医療では、院内の各科との連携が重要であり、必要があれば院外との連携も行います。まずは、外来診察で初期診療を開始し、必要に応じて治療を加え、さらに必要があれば入院治療を行います。

診療実績

令和6年度診療実績
入院新患者数 入院患者延人数 外来新患者数 外来患者延人数
令和6年度 177人 2,933人 384人 830人
令和6年度手術実績
名称 外来件数 入院件数
創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径5cm以上10cm未満) 6 0
創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径5cm未満) 26 4
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5cm以上10cm未満) 3 2
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5cm未満) 5 2
関節脱臼非観血的整復術(肩) 1 0
関節脱臼非観血的整復術(指・手) 1 0
関節脱臼非観血的整復術(小児肘内障) 1 0
骨折非観血的整復術(上腕) 1 0
鎖骨骨折徒手整復術 2 0
皮膚切開(長径10cm未満) 7 0
腱縫合術 0 1
合計 53 9