皆さま方には日頃から格段のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
飯山赤十字病院は60年以上に渡り、この岳北地域で医療の要として「人道・博愛の赤十字精神に基づき、患者中心の地域医療を実践」して参りました。
2019年から新コロナパンデミックがはじまりました。飯山赤十字病院はコロナ感染の重点医療機関として県指定を受け、軽症と中等症患者さんを治療する10床のコロナユニットを運用しています。また発熱外来、行政検査や飯山市集団接種などにも行政の指導のもと、飯山市医師会の皆さまと共に続けています。感染対策と治療の進歩により新コロナパンデミックが収束することを願います。
現在当院は許可病床284床(うち急性期病棟60床、包括ケア病棟120床、回復期リハビリ病棟 60床、療養病棟44床)のケアミックス病床を持ち、また僻地医療指定病院、二次救急病院、臨床研修協力病院などの指定を受けています。
長野県統計では、県内の人口減少は進行していきますが、今後10年は高齢化により有病率増加が見込まれています。当院外科においても内視鏡下の低侵襲手術を行い、整形外科では骨折手術の他、人工関節手術や脊椎手術も可能です。眼科では白内障から硝子体手術まで日帰り、入院手術で対応しています。消化器内科は、質の高い内視鏡診断と治療(ESDなど)や超音波内視鏡による膵臓癌診断に取り組み、脳外科は一次脳卒中センターとしてt-PA治療を行っています。また岳北地域の透析治療と訪問医療・看護も担っています。今後も内科、外科系の不足する医師の増員を行い、リハビリの充実をはかりながら、皆さまの安心できる生活を支える地域包括ケアシステムの中核として努力してまいります。
人材育成も当院の重要な使命です。初期後期臨床研修協力病院として地域医療研修に毎年10名以上の研修医を受け入れ、さらに看護学生、薬剤部学生、理学療法学科検査科学生などの臨床教育などに協力しています。
近年、国内では地震や異常気象による災害が頻発しています。長野県でも水害は毎年のように起きています。当院でも地震、水害や土砂災害、火災などに対応するBCP作成とその訓練を行っています。
人口減少と高齢化がすすむなか、飯山赤十字病院は、皆さまに信頼され必要とされる病院を目指し更なる改善を行い職員一同精進する所存でございます。
これまでにも増して飯山市や近隣市町村の皆さまからご指導、ご支援をお願い申し上げます。